北京
PM2.577
23/19
陳亜軍国家発展改革委員会発展戦略と計画局長は6日、北京で、「都市部と農村部の融合発展は中国の発展空間拡大の強い原動力である。中国は、2022年を目処に融合発展体制とメカニズムを構築し、経済と社会の持続的発展をけん引していくことを計画している」としました。
陳局長はこの日の記者会見で、「融合発展の体制とメカニズムの整備に向け、第1段階として、2022年を目処に融合発展体制をおおよそ確立し、第2段階として、2035年を目処にその体制をより完備されたものとし、第3段階として、今世紀半ばごろまでにその体制とメカニズムを完成形に近づけたい。全体の方向としては、農村振興戦略と新型の都市化戦略の調和のとれた推進を手始めに、都市部と農村部の発展格差や住民の生活水準の格差の縮小を目標とし、財産権制度と要素市場化のアロケーション整備を重点に据え、都市部と農村部のエレメントの流動、平等な交換、公共資源の合理的アロケーションを促進し、工業農業の相互促進、都市部と農村部の相互補完、全面融合、共同繁栄を実現できる新型の工業・農業・都市・農村関係の形成を加速し、農業と農村の現代化を加速させていきたい」と述べました。(玉華、む)