北京
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第125回広州交易会の会場(新華社記者・鄧華 5月1日撮影)
先月15日から広東省広州市で開催されていた第125回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が今月5日に閉幕しました。今回は、輸出の成約額やバイヤーの数は去年の春に比べやや減りましたが、「一帯一路」の沿線国や地域への輸出成約額はおよそ10%増えました。
今回の交易会は、213の国や地域からおよそ20万人のバイヤーが来場しましたが、この数は去年春の開催時に比べて3.88%減少しました。また、輸出の成約額は1.1%減っておよそ1995億元(297億3000万ドル)でした。
一方で、「一帯一路」の沿線にある国や地域については、輸出成約額は9.9%伸びて106億3000万ドルに達し、全体の35.8%を占めました。また、バイヤーの数も増えて8万8000人を超え、全体の45%となっています。
このほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)からのバイヤーも増え、去年の春に比べて4.79%伸びました。中でも、タイ、マレーシア、ベトナム、シンガポール、カンボジアの伸びが目立っているということです。(鵬、森)