北京
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中国のメノウの主産地である遼寧省阜新市。その彫刻は2006年に無形文化財に登録され、国内外で知られています。
「阜新メノウ彫刻」を受け継ぐ代表的な人物である80歳の李洪斌さんは、10代の頃からメノウ彫刻を学び始めました。無形文化財への登録理由について李さんは、「まず材料選びが難しい。メノウは小さいものばかりで大きな塊が少ない。それに彫るのも難しい。硬いがガラスのようにもろいからだ」と述べました。
阜新市はこのところ、メノウ彫刻の受け継ぎを重要視しており、支援策を相次いで打ち出しています。李さんも多くの教え子がおり、中にはデザインや彫刻までできる人もいて、後継者が育っています。(Mou、森)