北京
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欧州連合(EU)で外交安全問題を担当するモゲリーニ上級代表は2日、米国がこの日にキューバ制裁法であるヘルムズ・バートン法第3条を発動したことに遺憾の意を表し、それによる影響を解消するために対抗措置をとるとの声明を発表しました。
モゲリーニ代表は声明で、「米国の行為は、1997年と1998年の欧米双方による合意事項に違反している。大西洋間で不必要な摩擦を生み、信頼を損なうとともに不確定性をもたらす」と批判しました。その上で、WTOでの権利行使や『ブロッキング規則』を含む、あらゆる適切な手段を利用すると強調しました。
「ブロッキング規則」とは、ヨーロッパの企業に対して、米国の制裁がEU域内での効力発生を禁じる措置です。(ミン・イヒョウ 森)