北京
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韓国は5月1日、韓国と朝鮮の軍事境界線上にある板門店(パンムンジョム)の、韓国側エリアの一般公開を再開しました。観光客に自ら平和を感じてもらい、朝鮮半島の情勢緩和を伝えることが目的だとしています。
昨年9月に双方が署名した「9月平壌共同宣言」の付随協定である「九・一九軍事協定」に盛り込まれた、板門店共同警備区域(JSA)の自由往来に関する内容を実行に移すため、韓国は昨年10月から、人気の観光地であった同エリアの一般公開を一時的に停止しました。その後、韓国・朝鮮双方は区域内における合同での地雷撤去、非軍事区域の哨戒所の撤廃、共同警備区域内の駐屯武装隊の共同撤退など一連の行動を実施し、相互信頼と平和のシグナルを発信しました。
韓国国防省は「『板門店宣言』から1周年を迎えた。国民の『板門店を見たい』という気持ちに応え、自由往来の基礎を作り、韓国・朝鮮・国連軍司令部三者の交流を促進するため、板門店共同警備区域における韓国側の見学を再開することにした」と表しました。(怡康、謙)