北京
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日本で1日、新天皇即位の儀式が東京にある皇居で行われ、徳仁天皇が126代目の天皇に即位しました。新たな元号の「令和」は天皇即位に伴って5月1日午前0時に改められ、新たな時代が幕を開けました。
現地時間午前10時30分、徳仁天皇は皇居・宮殿で即位後初の儀式となる「剣璽等承継の儀」に臨み、歴代天皇に伝わる神器で国事行為に使われる御璽と国璽を正式に承継しました。同儀式は約5分間続き、皇室の成年男子、日本の安倍晋三首相および一部の内閣大臣が出席しました。
11時10分ごろ、天皇、皇后両陛下は「即位後朝見の儀」を行い、皇室、政府、国会、裁判所、各地方の代表ら約290人が出席しました。徳仁天皇は即位後初の挨拶で、「憲法に則って責務を果たし、国民の幸せ、国家の発展および世界の平和を願う」と示しました。
その後、安倍首相は国民を代表して「私たちは天皇陛下を国及び国民統合の象徴と仰ぎ、激動する国際情勢の中で、平和で希望に満ち溢れ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ時代を創り上げていく決意である」と祝福の意を表しました。(怡康、星)