北京
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トランプ米大統領は4月30日、キューバのベネズエラ駐屯部隊が現地から撤退しなければ、キューバに対して「完全禁輸と最大レベルの制裁を科す」としました。これに対し、キューバは強く反対する姿勢を示しています。
同日午前、米国で安全保障政策を担当するボルトン大統領補佐官はホワイトハウスで、「一部のキューバ軍隊はベネズエラ国境内でマドゥロ政権を擁護している」との情報を発信しました。
また、トランプ大統領は同日午後にツイッターで、「キューバ軍隊と武装隊がベネズエラ憲法を損なう軍事を含む全ての行動を直ちに停止しないのであれば、米国はキューバに対し完全禁輸を実行して、最大級の制裁を科す」と威嚇しました。
これを受けてキューバのロドリゲス外相はツイッターで、「ボルトン氏は事実を歪め、トランプ大統領に誤った情報を伝えている。キューバはベネズエラに人道主義活動を行う医療隊を派遣しただけであり、軍隊の駐屯およびベネズエラの軍事活動に影響を及ぼす行動は一切取っていない」と応じ、完全禁輸に対して強く反対する姿勢を示しました。(怡康、星)