北京
PM2.577
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習近平国家主席は29日、人民大会堂で、オーストリアのセバスティアン・クルツ首相と会談を行いました。
この中で習主席は「中国はオーストリアとの関係を非常に重視しており、両国の友好的戦略パートナー関係は絶えず充実化が進んでいる。両国協力の潜在力は大きく、明るい見通しを持っている」と表明するとともに、オーストリアが前向きな姿勢で「一帯一路」建設と「16+1協力」(中国・中東欧協力メカニズム)に加わることに歓迎の意を表明し、オーストリアが中国からの投資を開放的な姿勢で受け入れることを称賛し、オーストリア企業が中国のさらなる開放というチャンスを逃すことのないよう、期待を示しました。
さらに、「世界に不安定かつ不確定な要素が増える中、国際社会はより多くの安定要素を必要としている。中国は欧州の地位と役割を重視しており、オーストリアがその影響力を生かして中国・欧州関係の発展を支持し発展させていくよう望んでいる」と述べました。
これに対し、クルツ首相は第2回一帯一路国際協力サミットフォーラムが成功裏に開催されたことに祝意を示し、「中国は世界の平和と安定に大きく寄与している。中国経済の発展は世界のプラスになる」との考えを示し、中国を戦略的パートナーとして、関係強化に力を入れていく姿勢を改めて表明しました。(Mou、謙)