北京
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習近平国家主席は第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開幕式で行った基調演説で、「中国は一連の改革開放措置を講じて、よりハイレベルな対外開放を促進していく」と発表しました。
これについて欧州アジア事業研究所のアクセル・ゲーソルズCEOは27日、CRI記者のインタビューに答えた際、「世界経済が不確定性を持つ要素に直面する中にあって、中国は再び、新ラウンドのよりハイレベルな対外開放を約束した。これが世界経済にプラスになり、各側に自信を与えている。国際社会は非常に期待している」と述べました。
ゲーソルズ氏は、「習主席が述べたネガティブリストの大幅削減や、現代的なサービス業、製造業、農業の全方位の対外開放はいずれも具体的で、現実的な措置だ。関連する国々はこのチャンスを掴み、新ラウンドのハイクオリティな発展を実現するために努力すべきである」と示しました。
また、習主席が演説で「知的財産権保護面での国際連携を強化し、知識の価値を尊重するビジネス環境づくりに着手する」と示したことについて、ゲーソルズ氏は「中国の知財権保護は、欧州を含む全世界の投資家が関心を寄せる分野だ。ここ数年、中国は実際にこの分野での著しい進展を果たしており、現在すでに国際特許の申請で最も活躍する国家の一つとなっている。中国が知財権の分野で実施する一連の措置は、中国だけでなく世界全体の経済にもプラスの影響を与えるだろう」と評価しました。(玉華、謙)