北京
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4月26日は世界知的所有権の日です。今年のテーマは「知的財産とスポーツ」で、革新とその奨励や保護をする知的所有権による世界のスポーツの支援や楽しみ方を模索するものです。
世界知的所有権機関(WIPO)のフランシス・ガリ事務局長は、知的所有権とスポーツの関係について、「知的所有権は世界のスポーツ体系の核心で、大会をサポートするビジネス関係全体の核心でもある」と指摘しました。
また、ガリ事務局長は「新たな技術がこれまでにない形でスポーツを変えている。すでに広く利用されているウェアラブル端末から、精密な作りの義肢、視覚障害選手を誘導する衛星測位システムまで、いずれも技術革新によりもたらされたものだ。またその技術革新は知的所有権と切り離せない」と強調しました。
WIPOの去年の「特許協力条約」(PCT)におけるスポーツ関連の出願件数は、前の年より9%増えて2078件に達しています。(森 朱)