北京
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朱光耀前財務次官を団長とし、竜永図元商務次官、北京大学新構造経済学研究院の林毅夫院長などの経済学者代表団が、22日から26日にかけて日本を訪問しました。
代表団は、日本の政治関係者やビジネス界、学術界と広範囲な交流を行いました。
この中で、日本の財務省とともに中日経済協力シンポジウムを主催し、世界経済の情勢や、6月下旬に大阪で開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20)などについて話し合いました。また、日本経済団体連合会(経団連)や金融機関、研究機関、国会議員らと、両国関係や経済協力、世界経済などについて広く意見交換しました。
日本側は、G20サミットへの習近平国家主席の出席に強い期待を寄せ、「サミットの成功へ極めて重要だ」との見解を示しました。
また、中日関係は正常な軌道に戻り、両国は機会を逃さず、経済や貿易をいっそう深め、「一帯一路」におけるインフラ整備や第三国での共同事業を推進し、ルールに基づいた多角的経済体制での協力を支持していくとの共通した認識を示しました。
日本側は今回の代表団来訪に強い関心を寄せており、25日には日本記者クラブで代表団の記者会見が行われ、大手メディアがこの模様を大きく報じています。(ジョウ、森)