北京
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アジアインフラ投資銀行(AIIB)のインターナショナル・アドバイザリー・パネル(IAP)メンバーで日本の元首相の鳩山由紀夫氏は24日北京で、「AIIBは発足後、その役割を十分に果たしてきている」と評価し、「日本は早いうちにAIIBに参加表明するように」と訴えました。
鳩山氏は、25日から北京で開かれる第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの分科会「シンクタンク交流」に参加するため、北京を訪れています。
CRIの取材に対して、鳩山氏は「AIIBは繁栄と世界平和の構築などといった『一帯一路』の崇高な理念に対する潤滑油だ。金融機関のひとつとして、その役割を十分に果たしてきている。すでに97の国と機関が参加を表明していることからも期待の高さが分かる」と指摘しました。
また、「『一帯一路』構想を日本が協力することによって、日中関係を著しく良い方向に導くことが可能だ。日本はアメリカに遠慮することなく、アジアの一国として協力を表明し、AIIBに早いうちに参加表明すべきである」と示しました。(取材:王小燕、劉叡、星和明)