北京
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習近平国家主席は25日、北京の人民大会堂で、セルビアのブチッチ大統領、ケニアのケニヤッタ大統領とそれぞれ会見しました。
セルビアのブチッチ大統領との会談で習主席は、「両国は、2016年に全面的戦略パートナー関係を締結してから、各分野で協力事業を安定推進してきた。セルビアは『一帯一路』の共同建設に加わる沿線の重要な国である。両国は、互恵協力を深め、多国間協力を進めて多角主義を維持し、世界の平和や発展を進めていきたい」と述べました。
これに対してブチッチ大統領は、「セルビアは『一帯一路』を強く支持する。中国は、スメデレヴォの製鉄工場の建設支援など、様々な協力事業を進めて、セルビアの経済成長を後押しした」と述べました。
また、ケニアのケニヤッタ大統領との会談で習主席は「中国とアフリカとの協力を非難する声に幾度も反論したことを高く評価する。中国は『一帯一路』や、中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットの合意を実行し、各分野におけるアフリカとの協力を維持していきたい」と述べました。
これに対してケニヤッタ大統領は、「新中国の成立70周年、中でも7億人の貧困脱出を心より祝福する。インフラ建設などで中国と協力を深め、『一帯一路』をアフリカの中西部まで引き伸ばしたい」と述べました。(閣、森)