北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席は25日、人民大会堂でモンゴルのバトトルガ大統領と会談を行いました。
習主席は会談で、「現在、両国関係は快速発展の段階に入っている。双方は政治による引率と戦略交流を強め、ハイレベルと各分野における交流を保ち、互いの核心的利益と関心を寄せる重要な問題を尊重するべきである。『一帯一路』イニシアティブとモンゴルの『発展の道』の連結を積極的に推し進め、中国・モンゴル・ロシア経済回廊建設でより多くの実質的な成果を得られるよう積極的に促していきたい。貿易構造の最適化に努め、協力の潜在力を掘り起こし、国境地域の交流を強め、繁栄する国境地域を共に建設し、双方の貿易と人的往来のさらなる利便性を提供するべきである。今年は両国の国交樹立70周年を契機に、人文交流イベントを開催して国際と地域事務における交流と協調を強め、地域の平和と安定及び発展途上国の利益を共に守っていきたい」と述べました。
一方、バトトルガ大統領は、「中国と長期にわたり平和かつ友好的で互恵共栄の協力パートナー関係を発展することは、モンゴルの確固とした優先的外交方針である。モンゴルは、一つの中国の政策や台湾とチベット自治区は中国の一部であり、台湾とチベット自治区の関連事務は中国の内政であるという認識を堅持している。両国の国交樹立70周年を契機に、モンゴルは両国の未来関係の発展方向と目標を共に計画し、『発展の道』戦略と『一帯一路』イニシアティブとの連結を着実に実施して、貿易、電力、農業、農牧業、インフラ施設建設、民間航空などの分野における協力を強め、モンゴル・中国・ロシア経済回廊の建設を共に推し進めたい。モンゴルは、中国が朝鮮半島の平和と安定において重要な役割を発揮していることを高く評価するとともに、当該地域における事務において中国と協調を強めたい」と示しました。
会談後、両国元首は「一帯一路」イニシアティブと「発展の道」イニシアティブの連結協力計画などを含む二国間協力文書の調印式に立ち会いました。(RYU、星)