北京
PM2.577
23/19
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は17日、中国の九華山地質公園と沂蒙山地質公園を「世界ジオパーク」に認定しました。
ユネスコが同日に発表した声明によりますと、「中国、チリ、クロアチア、エクアドル、スペイン、ノルウェー、ペルーの7カ国8カ所の地質遺産が世界ジオパークに認定された。その内、中国の2カ所の地質公園が含まれている」ということです。
安徽省池州視青陽県に位置する九華山は中国四大仏教名山の一つとして、仏教文化と花崗岩地貌で知られています。
また、山東省臨沂市に位置する沂蒙山地質公園には始生代の大規模な貫入岩があり、中国北方地方の早期地殻の形成と変化の歴史が刻まれています。園内には中国最古のキンバリー岩ダイヤモンドの初生鉱床(鉱物が生成された場所で鉱床となった)があり、これまでに180万カラットのダイヤモンドを産出しました。
(hj 星)