北京
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国家発展改革委員会報道官は18日、今年1月から3月までの経済の動向について「安定した滑り出しでプラス要因が増えている。年間の成長目標を達成できるだろう」と述べました。
政府の発表したデータによりますと、今年1月から3月までのGDPは去年の同じ時期より6.4%増加で、雇用、物価、国際収支、外貨準備高など主な経済指標はいずれも適正範囲でした。中でも3月は、各指標とも市場の予想を上回る回復ぶりを示しました。
国家発展改革委員会の袁達報道官は、この日の記者会見で、「改革開放が進むにつれて市場予想が上向いている。また、行政のサービス向上策が進んでビジネス環境も良くなり、第4次の国有企業の混合所有制改革も加速している。『一帯一路』構想の下で、イタリアなどと『一帯一路』の覚書に調印した。さらに『外商投資法』の発表によって外資の利用が着実に伸びている。これらの要因で市場予想が上向いており、3月の製造業の購買担当者景気指数(PMI)は50.5%に達し、3ヵ月ぶりにボーダーラインを超えた」と述べました。
袁達報道官はまた、「この3ヵ月で政府年間予算の投資の80%が実施されており、主な建設事業の実施を確保し、年の初めとして経済安定に積極的な役割を果たした。今後も引き続き計画通りに実施していく方針だ。中央政府による年間予算の投資は去年より400億元増え、5778億人民元となる見込みだ」と述べました。(HJ 森)