北京
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国家統計局は17日、マクロ経済についてのデータを発表し、今年の第1四半期のGDPが去年同期比6.4%増で、経済は合理的区間で推移していることが明らかになりました。これについて専門家は「第1四半期において経済構造の最適化がグレードアップしており、新旧エネルギーの転換が鮮明になっている」として、この1年の経済は安定的な推移を見せるだろうとの見方を示しています。
中国銀行の宗良首席研究員は「消費、貿易、投資が、全体的な経済成長をバランスよくリードしている。特に新旧エネルギーの転換が目立っており、ハイテク製造業とサービス業への投資の増加、モノレール輸送や新エネルギーの伸びが目立つ。経済成長がエネルギー転換の時期を迎えていることの表れだ」と見ています。
また、輸出入の伸びについて、中国貿易促進研究院国際貿易研究部の趙萍主任は「対外貿易は貿易パートナーの成長減速、一部国家の一国主義と保護主義の台頭といった不安定で不確定な要素の影響を受けている。しかし、対外貿易政策の効果が表れるにつれて、よい方向に向かっている」と示しました。
さらに、経済学者の左小蕾氏は「各項目のデータと政策から、2019年の経済は安定的な推移を保つことが予測できる」と強調しました。(朱 謙)