北京
PM2.577
3/-2
シンポジウムの様子
セルビアの首都ベオグラードで15日、「一帯一路」の6年間の歩みをテーマにしたシンポジウムが開かれました。セルビア国際政治経済研究所と中国社会科学院の共同開催によるもので、「一帯一路」はすでに世界経済の成長をけん引する重要な原動力になっているとの見解が示されました。
シンポジウムで、中国と「一帯一路」関係国との物の貿易額は去年の段階で累計5兆ドルを超え、また中国からの投資額は600億ドル以上、沿線各国に20万以上の雇用をもたらしたと説明されました。これについて、セルビア国際政治経済研究所のジョルジュビキ所長は、「『一帯一路』のおかげで中央ヨーロッパや東ヨーロッパでは経済危機の脅威を乗り越え、経済成長へ新たな力が注がれた」と述べました。
セルビアは「一帯一路」を当初から支持していた国の一つで、積極的に参加しています。中国との貿易額はこの6年間で55.7%増加し、インフラ整備に関する中国企業との契約総額は50億ドルを超えたということです。(閣、森)