北京
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青瓷楽坊が桜の木の下で『夢里水郷』を演奏(撮影:新華社・陳旭)
桜祭りの初日、花見客でいっぱい(撮影:新華社・陳旭)
北京市順義区の牛欄山鎮にある北京工業大学のキャンパスで14日、桜祭りが開幕しました。500本余りの桜が満開で、大勢の見物客を集めており、今月下旬まで楽しめるとのことです。
大学の敷地内の桜は約50年の歴史があり、この桜祭りはこれまで10数回実施されていましたが、いずれも学内が対象でした。地元で去年から桜祭りが始められたことから、キャンパスを一般開放したとのことです。
伝統楽器の演奏を聞いたり、お茶を飲んだり、国学の授業を受けたりするなど、大学サークルのメンバーによるアイデアのある花見体験が見物客の注目を浴びています。琴の演奏者である李晶さんは、「昔風の音楽で花に彩を添えたい」と話しました。
地元政府の共産党委員会の王鍳遠書記はイベントについて、「きれいな環境や優れた伝統文化を体験する場である。花をメインとする桜祭りだが、書画で交流したり、昔の文学を読んだり音楽を鑑賞したりして、地元文化をアピールしたい」と述べました。(殷、森)