北京
PM2.577
23/19
中国と中東欧16カ国の首脳が毎年一堂に会する16+1サミットが12日にクロアチアのドゥブロヴニクで行われますが、それに先立ち、国務院の李克強総理はチェコのバビシュ首相やスロバキアのペレグリニ首相とそれぞれ会談しました。
チェコのバビシュ首相との会談で李総理は「今年は両国の国交樹立70周年に当たる年である。中国はチェコと政治的信頼関係の増進や実務的協力の拡大、人的文化交流などを強化していく方針だ」と述べました。一方、バビシュ首相は「チェコは両国関係の前進を歓迎する。交通などのインフラ建設やエネルギー分野における中国からの投資を歓迎する」と述べました。
また、スロバキアのペレグリニ首相との会談で李総理は「両国の国交樹立70周年に当たる今年、中国は『一帯一路』の枠組みとスロバキアの発展戦略を結び付けて、デジタルエコノミーや交通、物流等の分野における協力を深めていきたい」との方針を示しました。それに対して、ペレグリニ首相は「両国関係の強化や多方面における協力の拡大、また多国間協力における協調をより密接に行うことを期待する」と述べました。(閣、星)