北京
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最新の「世界経済成長見通し」の記者会見(写真撮影:劉坤)
国際通貨基金(IMF)は9日、最新の報告書「世界経済成長見通し」を発表し、2019年の世界経済成長率見通しを下方修正しました。
IMFと世界銀行が9日に開催した2019年春季会合において、IMFは2019年の世界経済成長率の予測を3.3%としました。今年1月に示した前回の予測から0.2ポイント下方修正されたことになります。
IMFのチーフエコノミストであるギータ・ゴピナート氏は「貿易をめぐる情勢の深刻化と金融の引締めにより、今年の世界経済成長のテンポは緩やかになる傾向が、2018年下半期から見え始めている。これは、今年の上半期まで続く見通しだ」とした上で「今回の報告は、1月に示した前回の予想から0.2ポイント下方修正している。この予想は世界の経済体に広く適用できるもので、ユーロ圏、ラテンアメリカ、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアを含んでいる」と述べました。
(HJ 謙)