北京
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商務部が2日に明らかにしたところによりますと、中国と韓国の自由貿易協定第2段階第4ラウンドの交渉がこのほど北京で行われ、ネガティブリストが初めてサービス貿易と投資交渉に取り入れられたということです。
これについて、商務部研究院国際市場研究所の白明副所長は、「自由貿易協定の交渉にネガティブリストを導入することは自然の流れであり、中国のネガティブリスト制度はその基礎を固めた。交渉が成功すれば、中国のネガティブリスト制度が国際基準と結びつくことになり、今後、その他の国との自由貿易協定の交渉を推し進める一方、中国のネガティブリスト制度の健全化にもつながる」と述べました。
中韓自由貿易協定交渉が順調に進むと同時に、3月25日から28日にかけて、中国とノルウェーの自由貿易協定第14ラウンドの交渉も北京で行われました。双方は貨物貿易、サービス貿易、投資、原産地規則、知的財産権など10数項目の議題をめぐって議論し、積極的な進展を遂げたということです。
これまでに中国は合わせて25の国と地域の間で17項目の自由貿易協定を締結し、多角的な二国間経済貿易協力がいっそう深まっています。(Lin、星)