北京
PM2.577
3/-2
中日第三国市場協力フォーラムが2日、タイのバンコクで開催されました。フォーラムは中国貿易促進会、日本貿易振興機構(ジェトロ)の共同主催、タイの東部経済回廊(EEC)事務局の共催によるものでした。
中国の呂健タイ駐在大使は挨拶で、「中日の第三国市場における協力は両国指導者に高く注目されて推進しており、タイ側は積極的な賛同と支持を示している。『タイランド4.0』の戦略と中国の開放戦略および第三国市場協力は大きく合致している。中日両国は資金や技術、人材等の面でそれぞれ優位性を持っており、第三国のタイでの協力には大きな可能性がある。今回のフォーラムは、三カ国の企業に対して交流協力のプラットフォーラムを構築した。企業が優位性を補い合って密接に協力し、経済の共同発展を図るよう期待する」と示しました。
一方で、日本の佐渡島志郎タイ駐在大使は、「日中の第三国市場協力におけるタイの参加には、優れた条件と優位性がある。タイの東部経済回廊プロジェクトは大きな発展の潜在力がある。三カ国の企業はチャンスをしっかりと捉え、互恵協力関係を一層深めて、オールウィンの実現に向けて努力してほしい」と語りました。
今回のフォーラムでは、三カ国の企業代表が協力や重要な協力分野、交通物流、エネルギー環境、AI都市などをテーマにしたフォーラムに参加したほか、一部の重要な協力プロジェクトについての説明会や協議が行われました。(閣、星)