北京
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昿視科学技術が開発した都市管理シミュレーター
中国はこのところ、高度経済成長から質の高い発展へと移りつつあります。数字だけを求める段階から、質を重視するようになり、付加価値の低い製品から高付加価値のものをメインにするようになっています。北京はこの質の高い発展がより鮮明になっており、技術革新がそれを支える基盤になっています。
北京の中関村に位置し、2011年に発足したハイテク企業の北京昿視科学技術は、去年、世界コンピューター人工知能企業の上位10社に選ばれました。基幹技術はマシンビジョンとセンサーに関する人工知能アルゴリズムで、顔やボディ、ゼスチャー、証明書、画像を認証するシステムを備えています。
この会社は、人工知能は単なる人間の代わりではなく変化やグレードアップと見ており、ほかの技術革命と同じく仕事や暮らしをより便利にし、人間にプラスとなるものだということです。
同じく中関村の東昇技術パークには、以前からビッグデータに力を入れる九次方ビッグデータ情報グループがあります。データを最も価値ある資産にすることを目指し、国内80あまりの地方政府と協力して都市のビッグデータ応用とデータに関する資産の運営管理会社を設け、政府向けのデータの運用管理法を4000件以上開発しています。(殷、森)
昿視科学技術の謝憶楠副総裁
九次方ビッグデータ情報グループの郎佩佩副総裁