付加価値税率変更でガソリン代などが引き下げ　今日から

　付加価値税の税率が下方修正された影響について、国家発展改革委員会はこのほど、「4月1日から、ガソリン、一般商工業用の電気、天然ガスなどの料金を引き下げる」と発表しました。

　ガソリンと軽油の小売価格は、それぞれ1トン当たり平均225元と200元の値下げとなりました。これによりレギュラーガソリンは1リットル当たり0.18元（約2.9円）、軽油は1リットル当たり0.17元（約2.8円）の値下げとなります。

　各省、自治区、直轄市は一般商工業用の電気料金や、天然ガスの使用料金を徴収する際、付加価値税の税率削減の要素を考慮し、改革の利益を民衆に与えるよう求められています。

　また、1日から、鉄道輸送部門は貨物輸送の料金を下方修正し、一部貨物の輸送料を引き下げ、または無料とします。これにより、差出人・企業が減免される料金は計60億元となる見込みです。（殷、謙）