北京
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ボアオ・アジアフォーラムでは28日、「2050年の自動車」と題するフォーラムが行われ、自動車産業の未来像や新エネルギー車による影響、人工知能(AI)による自動運転技術などについて議論が交わされました。
その中で、無人運転技術の開発会社「文遠知行We Ride」創始者の韓旭氏は、「科学技術の急速な発展に伴い、クリーンエネルギーかつ環境にやさしく効率の高い動力などの特徴を有する新エネルギー車が大きく伸びていくに違いない。また、ハイレベルの自動運転も近い将来実現するだろう」と示しました。
西オーストラリア州のマイクテルナン地域発展部長は、「若者の自動車所有欲の低下が、自動車産業を大きく変えていくとともに、公共交通分野の改革ももたらされるだろう」と述べました。
また、上海交通大学自動車技術研究院の殷成良副院長は、「今後しばらくの間は、伝統的な自動車が消えることはない。自動車産業は新エネルギー車によって大きく変わることもない」と語りました。(閣、星)