北京
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李克強総理は28日、ボアオ・アジアフォーラムで講演を行い、「世界経済は成長を保っているものの、動力が弱まり、成長の勢いは緩みを見せている。市場に対する見通しは不透明で、課題とチャレンジは軽視することができない。しかし、悲観的になってはならず、世界経済の中には前向きな要因が多数ある」との考えを表明しました。
李総理は「世界経済の減速などといった共同の挑戦に対して、いかなる国も単独で避けることはできない。各方面が手を携えて共同発展を求め、国連を中心とする国際システムを擁護し、規則を基にした多国間貿易体制を維持しなければならない」と強調しました。また、「中国は自由貿易を提唱し、公平な貿易を主張する。各方面が共に協議・建設・シェアすることを堅持し、グローバルガバナンスを公正で合理的な方向に導くべきである」と述べました。
さらに、「アジアは世界の平和と安定の維持において重要な力であり、世界経済の成長を推し進める重要なエンジンである。経済発展の促進、人々の生活改善はアジア各国の共同の目標であり、各国と共に心を一つにし、リスクに対応して開発の余地を広げていきたい」と表明しました。(Mou、星)