北京
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ボアオ・アジアフォーラム2019年度年次総会の記者会見で発表された「アジア経済一体化プロセス2019年度報告書」は、「全世界で貿易保護主義が台頭する背景下において、アジア経済体は地域の一体化プロセスを促進している」と明らかにしました。
同報告書によりますと、2017年から2018年までの間にアジア地域の一体化に関する議定書17件が新規に調印され、また70件の二国間協定について現在交渉が進められているということです。
同報告書はまた「全体的に見れば、アジア経済のアジア自体への依存度が大幅に高まっており、2016年の50.74%から2017年の54.2%にまで上昇している」と指摘したほか、「大国間の貿易摩擦は全世界の貿易システムの不確定性を増すことに繋がっている」と指摘しています。(取材記者:劉非)