北京
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26日のボアオ・アジアフォーラム2019年度年次総会記者会見で発表された「アジア競争力2018年度報告書」によって、「経済の一体化プロセスの持続的な推進に伴い、アジア経済の成長およびアジアの競争力が全体的に引き上げられている。それと同時に、各経済体の競争力の格差も縮まっている」ということが明らかになりました。
2018年のアジア主要経済体の総合競争力ランキングでは、上位から順に韓国、中国台湾、シンガポール、中国香港、日本、イスラエル、オーストラリア、ニュージーランド、中国およびサウジアラビアの順になっています。
同報告書は「中国は前年度と同じく、総合競争力で第9位にランクインしている。それと同時に、各経済体の総合競争力の格差が縮まっている。これは、アジア地域において先進経済体と発展途上経済体の間の経済発展の格差が縮小していることを意味する」と指摘した上で、今後のアジア経済の発展見通しは楽観視できるものであると示唆しています。(取材記者:劉非)