北京
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習近平国家主席は20日、北京で、米国のハーバード大学のローレンス・バコウ学長と会見しました。習主席は、「中国は、互いに学び合い、参考にし合うことを主張し、留学を奨励しており、中国と外国の教育分野での交流と協力を支持している。中米間の人材・文化交流がより多くの成果を収めるよう期待している」と述べました。
習主席は、バコウ学長が就任後初めての外遊先に中国を選んだことを賞賛した上で、「教育分野の交流と協力は中米関係の重要な一パートであり、両国友好の民間の基盤を強固にすることにプラスとなる」と指摘しました。
また、習主席は、「改革開放政策施行40年来の中国の急速な発展も、教育レベルの向上によるところが大きい。中国は教育の近代化や教育強国の建設、人民の満足のいく教育事業を行うことに尽力している。今後、教育分野の対外開放を拡大させ、世界各国との交流を強め、教育事業の発展を共同で推進していく。この過程で、ハーバード大学などの米国の教育機関や研究機関と広範囲な交流と協力を展開していきたい」と述べました。
これに対し、バコウ学長は、「今回は、ハーバード大学の学長としてだけでなく、米国の大学を代表する形で米中両国の交流促進のために来た。米中両国の大学や文化機関などが交流と協力を深めることは、米中関係を促進することで極めて重要だ。ハーバード大学は多くの中国人留学生を有し、外国語教育における中国語の普及率は非常に高い。中国政府が高等教育を高く重視し、大いに強化するスタンスは尊敬に値する。ハーバード大学は、引き続き中国の教育機関や研究機関との交流と協力を推進していきたい」と述べました。(玉華、む)