北京
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ケニア駐在中国大使館は現地時間19日、メディア向けにブリーフィングを行いました。席上、中国大使館の李旭航臨時代理大使は、「中国は既にケニアの指導者を『一帯一路』ハイレベルフォーラムに招待した。双方は、中国に向けたケニアの農産物の輸入拡大、インフラ施設建設プロジェクトの投資などの面において多くの成果を得るだろう」と述べました。
李臨時代理大使はこのほど中国で行われていた「両会議」、これから開催される第2回「一帯一路」ハイレベルフォーラム、ケニアの首都ナイロビからモンバサまでを結ぶ鉄道の建設状況について紹介しました。また、「両会議」では中国の全方位の対外開放をより促進することを表明し、向こう15年間で中国の輸入商品とサービスはそれぞれ30兆ドルと10兆ドルを超えるとしました。
李臨時代理大使は、「中国の更なる開放はケニアにより多くの協力のチャンスをもたらし、日増しに拡大する中国の消費市場もケニアの商品により多くの輸出の機会を提供することになる」と指摘しました。
4月下旬に北京で行われる予定の第2回「一帯一路」ハイレベルフォーラムについて、李臨時代理大使は「『一帯一路』イニシアチブが提唱されて6年、既に世界最大規模の協力プラットフォームとして最も歓迎されている公共財になっている。今では123の国と29の国際組織が『一帯一路』協力文書に署名している」としたうえで、「ケニアは中国とアフリカにおける『一帯一路』建設の協力において重要な引率と模範の役割を果たしている。中国は既にケニアの指導者を『一帯一路』ハイレベルフォーラムに招待した」と示しました。
一方、ケニア外務省アジア・オセアニア局のキプティナス副局長は、「現在、ケニアと中国の関係は全面的な発展の時期を迎えている。ケニアの貿易問題における中国の役割を評価している。ナイロビからモンバサまでを結ぶ鉄道は、ケニアの輸出入貿易を大きく促すことになる」と述べたうえで、4月に開催される「一帯一路」ハイレベルフォーラムに期待を示しました。(RYU、星)