北京
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自然資源部によりますと、科学観測船「向陽紅10」が18日、54回目の海洋観測活動を行うため、浙江省舟山市を出発して太平洋海域に赴いたということです。
自然資源部第二海洋研究所の主導によって実施されている今回の海洋観測活動は5つの航行段階に分けられており、期間は今月18日から11月下旬にかけての255日間、総航行距離は2万2000海里に達する見込みです。途中、ミクロネシア連邦のポンペイ島とメキシコのアカプルコに入港して補給を行うことが予定されています。
観測活動の主要任務は、中国五鉱グループや中国大洋協会がそれぞれ担当する多金属団塊の採掘エリアの資源環境の調査や、太平洋海域での深海環境調査などだということです。
なお、科学観測船「向陽紅10」は2014年1月に正式に運用が開始されたもので、容積は4502トン、航続力は12000海里、船員の数は65人です。昨年、第49回海洋観測活動の第4航行段階の任務を遂げたばかりです。(藍、謙)