北京
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経済協力開発機構(OECD)はこのほどパリで、世界経済の中期予測報告を発表し、今年と来年の世界の経済成長率見通しを再び下方修正しました。
報告は、「緊張した貿易情勢やヨーロッパ経済の減速、脆弱な金融市場、企業と消費者の信頼感低下などによる影響を受け、世界経済が減速するリスクが大きくなっている」と指摘した上で、世界の経済成長率見通しをそれぞれ3.3%、3.4%としました。去年11月時点の見通しと比べて、今年は0.2%ポイント、来年は0.1%ポイントそれぞれ引き下げられました。
また、報告は、「今年と来年、G20の経済はそれぞれ3.5%と3.7%、米国経済はそれぞれ2.6%と2.2%、ユーロ圏経済はそれぞれ1.0%と1.2%、日本経済はそれぞれ0.8%と0.7%成長する見込みだ」と予測しています。(玉華、星)