北京
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大手決済サービスのアリペイが、春節の大型連休であった2月4日から10日までの、中国人の海外での消費データを発表しました。それによりますと、消費額が最も高かったのはタイでした。
現在、海外でアリペイの決済を導入した国や地域は54に上り、この中で、香港地区を除いて取引額が最も多かったのはタイで、1人当たりの消費額は1,646元(約27,317円)でした。アリペイによる取引額の増加率は、免税店では50%、コンビニエンスストアでは38%とのことです。
去年、中国人のタイへの旅行者数は過去最高となる延べ1035万人に達しました。タイでのアリペイやWeChat Payの導入は、電子決済に慣れている中国人に大変歓迎されているようです。
また、タイを旅行する中国人は、若者を中心に買い物だけでは飽き足らず、生活や文化の体験に興味を示しているほか、現地の習俗をより尊重するようになっている、と現地のメディアが評価しています。(閣、森)