北京
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タイを訪れている王毅国務委員兼外交部長は16日、チェンマイでドン外相と会談しました。
王外交部長は、「中国とタイは全面的な戦略パートナーである。中国は『一帯一路』構想とASEANの相互連結計画とを結び付け、タイと共に地域の連携や持続可能な発展を進めていきたい」と述べました。
また、王部長は、「このところ中国は数年連続でタイの最大の貿易パートナーとなり、またタイを訪れる観光客や留学生も中国人が最も多くなっている。去年、両国を行き来した人の数はのべ1000万人を超え、友好の基盤が一段と固まった。今後はハイレベル往来と重点分野での協力を計画し、両国関係を新たなステップへ乗せていきたい。また、第2回『一帯一路』国際協力ハイレベルフォーラムへのプラユット首相の参加を歓迎し、これを契機に両国の互恵協力を強化していきたい」と述べました。
これに対してドン外相は、「タイは中国の発展や振興を歓迎する。中国が提唱する『一帯一路』は、タイの発展や両国間協力に更なる好機をもたらすだろう。プラユット首相は『一帯一路』フォーラムへの参加を楽しみにしている」と述べました。(玉華、森)