北京
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米国とのハイレベル貿易交渉のためワシントンを訪問した劉鶴中国共産党中央政治局委員・国務院副総理・中米全面的経済対話中国側責任者が現地時間の1月31日、ホワイトハウスでトランプ米大統領と会談しました。
劉鶴副総理は、習近平国家主席からのメッセージとして「両国の交渉チームが双方に利益のある合意内容を早期に達成できるよう期待している」と伝えました。また、「両国の交渉チームは、昨年12月の中米首脳会談の合意事項を実行に移している。今回の交渉において、双方は貿易のバランス、技術移転、知的財産権保護、双方向の実施メカニズムなど共に関心を持つ問題、および中国側が関心を持つ問題について率直かつ具体的、建設的な意思疎通を行い、重要な段階的進展を収めた」と述べました。
これに対し、トランプ大統領は「習近平主席との良好な関係を大事にしており、我々の共同の指導の下、米中関係は前へ進んでいる。今回の貿易交渉は大きな進展を得た。双方がいち早く偉大な合意に至るよう期待している。これは我々両国、さらには世界にも非常に大きな意義を持っている」と語りました。(鵬、謙)