「一帯一路」進展に向けた場の提供を＝商務部

　商務部が24日に発表したところによりますと、2018年、中国と「一帯一路」関係国家との経済貿易の協力分野は拡大を続け、双方向における投資の可能性がさらに発掘されたことが明らかになりました。また、2019年、中国は市場をさらに開放し、中国国際輸入博覧会などの場を通して、「一帯一路」建設の新たな進展に向けた後押しをしていくということです。

　商務省の高峰報道官は24日、北京で行われた定例記者会見で、「2018年、中国と一帯一路関係国家との貨物貿易の輸出入総額は前年同期比16.3％増の1兆3000億ドルに達しており、前年同期の中国の対外貿易の増加幅を3.7ポイント上回るものとなった。また、双方向投資においては、中国企業による関係国家への非金融類直接投資は150億ドル超、前年同期比8.9％増となった。また、関係国家の中国への直接投資は、前年同期比11.9％増の60.8億ドルとなった」と語りました。

　また、高報道官は、「中国は今後中国国際輸入博覧会の「一帯一路」建設における役割を十分に発揮させ、より多くの関係国家の出展を受け入れていきたい」との考えを示しました。（非、む）