楊潔チ中央政治局委員、カメルーン大統領と会談

　習近平国家主席の特別代表である楊潔チ中国共産党中央政治局委員兼中央外事活動委員会弁公室主任はカメルーンの首都ヤウンデで現地時間18日、カメルーンのポール・ビヤ大統領と会談しました。

　楊委員はあいさつで習主席の言葉を伝え、「中国とカメルーンの友好は歴史が長く、国際情勢の変化も乗り越えてきた。昨年、ビヤ大統領は中国を訪れ、中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットに出席し、習主席とのコンセンサスを得た。両国関係は新たな出発点に立ち、発展のチャンスを迎えている」とした上で、今回の目的について「習主席の特別代表として、両首脳によるコンセンサスや北京サミットの成果を実行に移し、両国の友好協力を促すことにある」と述べました。

　また、楊委員は「一帯一路」共同建設の推進などに対する希望を表明し、「中国はカメルーンの経済発展と国民生活の改善にできる限りの力を入れていく。両国が国際問題と地域問題の解決で支持し合うことを求める」としました。

　対するビヤ大統領は、中国の長期にわたる支援に感謝し、「『一帯一路』イニシアティブや、中国・アフリカ協力フォーラムの枠組み内における協力を支持する。中国と共に北京サミットの成果を実行に移し、両国関係のさらなるレベルアップを果たしていきたい」と期待を寄せました。（殷、謙）