食糧産業の発展モデルを革新 産業のレベルアップを加速へ

　ここ数年来、中国の多くの地方は食糧の加工と利用において重要な役割を果たし、ロジスティクス、加工など食糧流通の各段階の有機的リンクを推進、産業チェーン統合型経営モデルを構築し、産業の融合と転換を促進、食糧産業の発展クオリティと効果・利益のレベルアップを図っています。

　中国ハイクオリティ食用油プロジェクトは、国家食糧と物資備蓄局などの省庁が2017年からスタートさせた「ハイクオリティ食糧プロジェクト」の一部です。これを背景に、吉林省は12のモデル県と20のモデル企業を選び、ハイクオリティ食用油プロジェクトを実施、新製品の研究開発、低温冷蔵倉庫、生産技術の革新などの面における資金援助を提供しています。

　統計によりますと、2018年における食糧産業の総生産額の伸び幅は10％に達し、安定の中で良好なトレンドを示しています。中国政府のプランに基づけば、2020年までに国内の食糧の優秀品目の比率は2017年を10％上回り、食糧技術のイノベーションと食糧のクオリティの安全保障能力性をさらに向上することが期待されています。（HJ　む）