北京
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商務部の鐘山部長は、今年の活動の重点内容を明らかにしました。消費の拡大、貿易や外国投資の安定、第2回輸入博覧会の開催、中米貿易摩擦への対応、自由貿易試験区の建設、自由貿易港の模索などを挙げています。
中国の去年の消費額は、9.1%増えて38兆元を超えると見込まれており、5年連続で経済成長の最大の原動力になっています。これについて鐘部長は、「マーケットの潜在力が大きく成長著しいことが競争メリットの一つであり、今年はさらに力を入れ、消費のグレードアップを図っていく」と述べています。
また去年、中国の外資利用額は前の年より3%伸び、1350億ドルになりました。世界的に外国投資が減少している中、中国への投資は膨らんでいます。中米貿易全国委員会が先月行った調査によりますと、今後1年間、中国への投資を維持もしくは拡大すると答えた企業が95%に達しています。鐘部長は、外国からの投資を安定させるための策を今後も続けていくとしています。(閣、森)