北京
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外交部の陸慷報道官は11日、「中国とドイツの貿易協力、企業間の投資と技術移転は、市場の主体が自由な取引を行った結果であり、実質的には互恵ウィンウィンの関係である」と強調し、一部の組織に対しては両国の経済貿易投資協力を客観的に認識し、双方の協力の良好な雰囲気を損なうようなことをやめるよう働きかけました。
報道によりますと、ドイツ産業連盟(BDI)は10日に発表した報告書の中で、ドイツ企業に向けた中国の市場開放に否定的な態度を示し、政策面における中国への圧力強化を欧州連合(EU)に呼びかけたということです。
陸報道官は関連の質問に答えた際、世界銀行が先頃発表した2019年ビジネス環境報告のデータに触れ「中国のビジネス環境は2017年と比べて順位を32位上げ、第46位となった」と述べました。その上で、「中国側の概算統計によると、2018年の1月から11月までで、ドイツ企業の中国に対する投資額は前年同期比で86%増となった」と指摘しました。さらに、「改革開放の40年間で、中国が市場開放の面で遂げた進歩は世に知れ渡っている」として、今後も開放の度合いを絶えず拡大し、外資参入制限の緩和に取り組んでいくという中国の立場を重ねて強調しました。(洋、星)