北京
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ベラルーシ経済省は8日、同国の大統領令に基づいて、中国・ベラルーシ工業パーク「グレートストーン(Great Stone)」が「領土経済特別区」の称号を与えられたことを明らかにしました。これにより、パーク内の企業はユーラシア経済連合(EEU)税関法枠組み内で最大限の優遇政策を享受できるようになり、商業的魅力がより強くなると見られます。
ベラルーシの首都ミンスクにあるこの工業パークは、同国で最も大きな外資誘致のプロジェクトであり、中国との重要な協力プロジェクトでもあります。2015年5月に、習近平国家主席とルカシェンコ大統領がこの工業パークを両国協力の重点プロジェクトに定め、「シルクロード経済帯」におけるハイライトとして建設することで一致しました。その後、建設は急速に進み、2018年末までに、中国、ベラルーシ、ロシア、米国、ドイツ、オーストリア、リトアニア、イスラエルからの企業41社が進出しています。
将来的に、同パークは物流、生産、管理の過程で簡素化された税関手続きやその他の優遇政策を受けられるようになるということです。(玉華、謙)