北京
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国家発展改革委員会の発展企画司と、雲河都市研究院の共催による、「中国都市総合発展指標」に関するシンポジウムが27日、北京で行われ、都市の総合発展に関する年間報告書が発表されました。
この報告書を作成した専門家グループの周牧之座長は、環境、社会、経済という3方面への評価から、中国298の都市をランク付けしたと説明しました。上位3都市は北京、上海、深センで、以下広州、天津、杭州、重慶、成都、南京、武漢の順となっています。
また、報告書は「都市が発展していく中で、機能が大都会へと集中する傾向が強まっていること、また都市間の格差も広がっている。例えば、GDPの上位30都市について、都市面積全体の35%を占め、名門大学の9割以上が集まっている」と指摘しています。
また、都市の管理について、「人口の規模や密度が環境やインフラを圧迫していると強調されているが、実際には人口密度が都市の発展に活力を注いでいる」としています。(非、森)