北京
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中国のEコマース業界初の総合法規である「Eコマース法」が2019年1月1日から正式に施行されます。この法律の施行により、中国のEコマースの健全な発展が促進されるのと同時に、消費者の権益がより効果的に保護されることが期待されています。
この数年、中国のEコマース業は急速な発展を見せています。統計によりますと、2017年、中国のEコマース業界の取引額は昨年同期比11.7%増、金額にして29兆元を超える規模となり、消費水準向上の重要な存在となっているとのことです。
しかし、一方では、発展スピードが急速で、参入条件がそれほど高くない中国のEコマース業は多くの問題を抱えてもいます。「Eコマース法」の制定は、そうしたEコマース業界の各方面の合法的権益を確保し、Eコマースビジネスを規範化、その持続的かつ健全な発展を促進するために行われたものです。こうした動きについて、北京工商大学経済学院貿易経済学部の洪濤学部長は、「本法の施行は、ハイスピードな成長を遂げるEコマース業界をハイレベルな発展の方向へと導くことになるだろう」との考えを示しています。
(HJ む)