2019年は民間企業の成長に助力を

　21日に閉幕した中央経済活動会議では、民間企業の発展を支持し、法治化・制度化した経営環境を整備して、民間企業家やその家族とその財産の安全を保護していく方針が明らかにされました。

　民間経済は、わが国の発展を推し進める不可欠な力となっています。2018年に入ってから、公平な市場環境作りや、企業の経営コストの低下、合法的な権益保護など、中央から地方まで、一連の政策措置が相次いで打ち出され、民間企業に安心感を与えています。

　これについて、北京大学光華管理学院の顔色副教授はインタビューに対し、「今回の中央経済活動会議では、一部の民間企業家が関心を寄せる問題に答えた。例えば、企業家の身の安全と財産の安全の確保、民間企業の融資難、公平な競争環境作り、中小企業や零細企業の奨励政策などだ。いまは民間企業にとって非常にありがたい、発展のチャンスである」と話しました。　

　顔副教授はさらに、「会議では、制度建設の面でも、政策措置の面でも、民間企業を発展させようという強いシグナルが発信された。これは民間企業の安定的かつ積極的な成長を促し、民間経済がより大きな役割を果たすことにつながるだろう」と期待を寄せました。（Lin、謙）