【CRI時評】中国は青写真にもとづき徹底的にやりぬく

2018-12-21 22:53  CRI

 中国の改革開放は、農村改革に始まった。安徽省の小崗村で18人の農民が村の土地の経営を自ら行い、規則により政府に納めねばならない作物を除き、剰余分はすべて自分自身の所有としたのだ。この「生産請負制」と呼ばれる改革は、たちまちにして中国各地に広がっていき、中国の農村改革を前進させることになった。1982年から2018年の間、中国共産党が毎年最初に発表する「中央1号文件」はいずれも、中国の農村の改革と発展に関連する内容だった。最初の5年間は「農民に対する経営自主権の付与」に注力することを謳い、「都市と農村の発展についての統一的計画」は9年間連続した。今年に至っては、新時代における農村の振興が全面的かつ長期的計画に盛り込まれ実行に移された。中国の農村改革の青写真とはすなわち、産業の繁栄と住みよい生態環境、裕福な生活だ。

 中国の対外開放の歩みは広東省深セン市などで始まった。それは、中国においてひとつの地域全体が対外開放を行う先駆けだった。最初は、地元企業が外国企業から材料を受け取り、製品を引き渡すことで加工賃を得る「来料加工」や各種の製造業だった。その深センが今や、全世界のイノベーションセンターであり、ハイテクの研究開発センターとなっている。深センや上海などは、開放を通じて中国の経済改革や都市改革を推進した都市だ。

 農村改革と都市改革は、中国の改革開放の40年の春秋を通じて一貫して奏でられたふたつのきらびやかな楽章だ。農村改革と都市改革は中国のその他の分野の重大な改革と同時に進められ、中国の40年間の発展の全貌を描き出すことになった。

 中国はなぜ、40年という時間で、国家経済が崩壊の瀬戸際という状態から自らを救い、世界で2番目の経済体へと変貌することができたのか。答えを見出すのは難しくない。農村改革にせよ、都市改革にせよ、中国が堅忍不抜に改革開放を推進したからだ。

 今日、中国の改革開放は「深水区」(改革の難度が高い領域)に入った。「改革を徹底的に進める」との決心や胆力がこれまで以上に必要であり、勇気をもって束縛を打破して新たなチャンスを到来させねばならない。いかなる国家にとっても改革とはそもそも厳しい戦いであり、さらに言えば持久戦となる。改革開放が40年間保持されたという連続性は、中国の国家体制の優位さのあらわれであり、中国の人々にとって幸せなことだった。不確実さがますます増大する国際環境にあっては、なおさら貴重だ。国家によっては、発展の道に「折り返し点」が出現することもある。政党や指導者の交代により、それまでに設けられた目標や努力がすべて「ご破算」になることも珍しくない。それと比べれば、中国の発展の道は一貫して「リレー走」だ。このことは、中国と世界に予見可能性を提供している。中国の発展は世界の経済成長にとっての安定装置の役割を果たしている。(CRI論説員 王姗姗)

 

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王巍