北京
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10日午前、中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館の前で、大虐殺の生存者代表の夏淑琴さんと路洪才さんが、家族とともに小雨の降る中、犠牲者を哀悼しました。また、「嘆きの壁」(犠牲者の名が刻まれた壁)に新たに26人が追加され、この壁に刻まれた名前が10664人になりました。
夏淑琴さんは、「年を取って体もだいぶ弱くなってきたが、できるかぎり参加したい」と強調し、日本政府に謝罪をするよう求めました。
「嘆きの壁」に新たに名前を刻まれた佘培庚さんの息子の佘文彬さんは、「これまで父を思う時は写真を見ていたが、これからは壁の名前もよりどころになる」と述べました。
中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館の張建軍館長は、「犠牲者と生存者を発見することは記念館の永遠の任務だ」と強調しました。(玉華、森)