北京
PM2.577
23/19
国務院新聞弁公室は11日、改革開放からの40年間における知的財産権分野の発展と変化を国内外の記者に伝え、「現在、中国は知的財産権大国となっており、国家建設における知的財産権保護の役割と重要性は日増しに顕著になっている」と明らかにしました。
データによりますと、中国は2017年の特許出願件数が138万2千件に達し、7年連続で世界トップとなっています。また、2017年は国際取引で得た知的財産権等使用料が47億8600万ドルとなり、サービス貿易分野において最大の伸び幅を示しています。
これについて、国家知的財産権局条約法律部門の元責任者である尹新天氏は「特許の出願については、量だけを追求するのではなく、その内容の科学技術面における質も重視しなければならない。制度がさらに整うことで、量と質のバランスはより良くなるだろう」と語りました。
中国ではここ数年、特許の品質向上プロセスによって、情報通信、航空・宇宙飛行、高速鉄道、原子力などの分野で、知的財産権を有する革新的技術の発明が進められています。(怡康、謙)