北京
PM2.577
23/19
中国国際経済交流センターと米商工会議所の共同主催による第11回中米ビジネスリーダー・元高官対話が4日、ワシントンで行われました。
中国側は「中米両国の貿易関係者が首脳会談による合意事項を速やかに実行し、互恵ウィンウィンに基づいて合意するよう期待する。知的財産権の保護や技術協力、国有企業の位置づけ、市場化改革、産業への補助金などに関する意見の食い違いに対して、米国は中国の改革開放の進展や成果を理解し、相違を解消すべきだ。両国は歩み寄り、バランスの取れた包容的でウィンウィンの枠組みを積極的に構築し、貿易関係を正常な軌道に戻す必要がある」と述べました。
一方、米国側は「両国は、修復が不可能なほどの関係の悪化や貿易摩擦の激化を避け、顕在的および潜在的な緊張要素をなくすべきだ。米国のビジネスリーダーや有識者は中国との協力強化を支持し、40年にわたる国交で収めた成果を重視しており、両国の貿易交渉が実質的な成果を得るよう期待している。両国は、共通の利益を持つ分野で協力し、市場開放を進めていくべきだ」と指摘しました。(鵬、森)