北京
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世界貿易機関(WTO)の8月の統計によりますと、2017年、バングラデシュの既製服の輸出額は290億ドルとなり、世界の既製服市場で6.5%を占めたことがわかりました。
2011年から、中国が一部の服飾品を含む数千種類のバングラデシュ製品の関税を免除したことにより、バングラデシュの服飾品の対中輸出が著しい成長傾向を見せ、現在中国はバングラデシュ服飾品の主要輸出先の一つとなり、ここ数年、輸出額も年平均で3億ドルに達しています。バングラデシュの業界関係者は、「中国市場には依然として大きな伸び代がある」と述べています。
一方、バングラデシュの既製服加工に必要な原材料の60%は中国から輸入されたものです。また、服飾品の加工材料や既製服加工設備を経営する中国企業の中にも、クライアントとの交流を図るため、バングラデシュのダッカに事務所を設ける企業が増えています。
業界関係者は、「バングラデシュは『一帯一路』の沿線国であり、両国の生産コストや市場構造の変化に伴い、今年に入って以来、多くの中国企業がバングラデシュで業務を展開するようになっている。来年も更に多くの企業がバングラデシュへ進出する見込みだ」としています。(玉華、む)